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「オルフェウスの窓」ファンサイト「Die Blaetter」管理人ぼーだらのブログです。いろいろ語っております。ツッコミお願い致します!
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はぁ~やっと終わったよG20~。
大阪では大変だったんですよ。ともかくおまわりさんの多かったこと。しかも各都道府県から! パトカーまで! 皆さんパトカーを運転して大阪まで来たんやろか、それとも官邸がフェリー借り上げて各地の港湾でそれぞれ積み込んで大阪港に届けたんやろか、とアホなこと考えてしまった。地下鉄で三重県警、京阪天満橋近辺(大阪城が近い)で埼玉県警、梅田近辺で富山県警。知人は北海道警のおまわりさん見たと言ってた。なんかうかつに道とか落とし物とか聞けまへん。多分聞いても知らない…。震災(あ、阪神淡路の方です)思い出した。1995年のG7とか2007年の世界陸上とか(2001年のサッカーW杯の時は大阪居なかった)覚えてるけど、ここまで物々しかったことはなかった気がする。
「いやまだましですやん。〇〇ホテル周辺なんかもっとすごかった。ともかく犬の散歩の人まで免許証提示させられてた」「あ~〇〇ホテルゆうたら×××が泊まってるんやったっけ」「それが、栃木県警とか群馬県警とか、余所の警察ばかり。地元の大阪府警はいないんなんでやろな」
そら警戒だけならあまり土地勘のない人にも務まるからやろし、逆に「あ、この人知ってるから大丈夫」みたいなことでは甘い!とか言われそうやし…後々交番に戻った時「あの時はえらい偉そー(消し忘れじゃありません、えらい=veryみたいに使うことあるんです大阪弁では)やったで」とか言われたら気まずいし…。
ゆくりなくも思い出したのがベルばらの、オスカルがチュイルリー広場に進撃するシーン。相手方が「ドイツ騎兵」なの初めて読んだ時には違和感あった。なんでここに「ドイツ騎兵」? その少し前にマリー様が「ロイヤル・アルマーニュ(Allemagne=仏語で「ドイツ」。尤も初読の時には分からへんかった)連隊」とか言ってるし? その後、「ほら吹き男爵の冒険」(岩波文庫のヤツ)読んで腑に落ちました。この時代、他に輸出品のないドイツ諸侯が領民をちょこっと訓練してよその国に貸し出すというか売り飛ばしたりしてたんですね。傭兵部隊です、つまり。無論傭兵部隊はずっと前の時代からあったわけで、ヴァチカン市国の時代コスプレみたいな「スイス衛兵」なんかルネサンス時代からの伝統がある。貧しい国から豊かな国へ、命が的のハードな出稼ぎが近世ヨーロッパの軍事史を下支えしていたわけですが…。
ただ、ベルばらのあのシーンでの「ドイツ騎兵」の登場は、自国民に対し銃を向ける場合、連帯感とか感じにくい外国人傭兵の方が徹底した態度を取らせられる、という上層部の考えもあったはず。その後も付き合い続けるならできないような態度がとれる…という点では、うんと規模が小さいとはいえなんとなく「よそのおまわりさん」が府民に検問していた姿に重なるような…。いや、被害妄想か。
さて、フランス革命を経て本格的に国民国家(Nation State)時代に入ると、自国民の徴兵が軍隊の中核になるわけですが、自国民に対してこれを向けた場合…逆に相手側に同調して武器ごと合流してしまう。ロシア第一革命(1905)がこのパターンですし、1917年も兵士の動向がカギを握っていた。「兵士と労働者のためのソヴィエト」むべなるかな。話がオル窓まで来たところでおあとがよろしいようで。
それにしても、O様率いる国民衛兵諸君にやられたドイツ衛兵が気の毒な気もする。弟に靴を買ってやったフランソワより貧しくて、身売り同様にフランスに来た兵隊もいただろうに。

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目立たせたい一心で、無駄に素敵画像を使っておりますが(^^;)↓ともどもPIXABAY様からお借りしています。

本日チャットを開催いたします。
アドレスはchat.kanichat.com/chat?roomid=gemurmel2019
パスワードはeuridiceです。
空前の大連休最終日、皆様奮ってご参加くださいませ。

管理人は16:00ー17:00頃、および22時ーに入ります。それ以外にも不定期で入るかも。

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オルファンなら否応なしに心躍る"Jour de Muguet" 、いやそれドイツともロシアとも関係のないフランスの習慣でしょとか大体5月に寒冷地ロシアですずらん咲くのとかいうツッコミの及ばない絶対領域、そんな大事な日までこちらをほっぽり出していた情けない管理人です。しかも、内容がまた情けない…。
毎年恒例の「5月祭り」、今年は管理人の体調不良につき中止とさせていただきます。何はともあれ、幽霊サイト寸前、人間なら「棺桶に片足突っ込んでる」サイトの蘇生作業を最優先することといたしました。いや、サイト蘇生を言うならお祭りが何よりのカンフル剤になることは百も承知千も合点なんですが、それはやっぱり劇薬で、管理人の身がもたないという…。楽しみにされていた同志各位には、本当にごめんなさい。平身低頭心からのお詫びを申し上げます。
代わりにもならないんですが、連休最終日の5月6日にチャットを開催いたします。開催時間のご希望を募りますので、参加のお気持ちのある同志はこちら、もしくは管理人宛てメールでのお知らせをお願いいたします。開催時間は、アドレス、パスワードと併せ後日こちらで発表いたします。なるべく時間を長くとりたいと考えております。皆様ぜひぜひご来駕いただきますようお願い申し上げます。
TOPの図像は「エレクトリック・ヴァイオリン」。形がやっぱり美しいんですね、昔ながらのヴァイオリンの曲線を半分残すことで、全部残した時よりテクノっぽいシャープさがある。でも、電子ピアノほど認知されていないのは、あまり新しい機能がついてなくて、例えば「ピアノの音」みたいな電気合成音で遊ぶ余地がないからか。まぁ自分自身「ピアノの音がするヴァイオリンってなんやねんそれぇぇ」とか考えそうで、ヴァイオリン好きはやはり絃の響きが好きで、奏者の息遣いが聞こえるようなローテクな音をよしとするのかなぁという気がします。思えばピアノって、クラシック楽器としてはダントツでハイテクとの親和性があるのかも。
5月らしい一首を、ということで、流行りの万葉集から…ではなく
「定住の家をもたねば朝に夜にシシリイの薔薇やマジョルカの花」(斎藤史)
『魚歌』(1940)から。伝記的事実が有名ですが、華やかな歌は思いっきり華やかです。「南仏にミモザの花が咲き出せば黄のスカーフを我も取り出す」なんてのもある。ローンが終わらないマンションはあるけど、心があてどなく頼りなく思うときには、開き直って夢のイメージに漂泊するのも一興。
とりとめもなく長々失礼いたしました。
ううう、平成最後のブログにするのも間に合わんかった…。で、令和初日にも間に合わなかったという。


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本当に、本当に長い長いご無沙汰申し訳ありませんでした(m(_  _)m)。
体調を盛大に崩しまして、すっかりこちら、というよりサイト全体がお留守になってしまいましたこと、最初にお詫び申し上げます。
何とか手術を終え退院し、PCの前に戻って参りました。
まだまだ本調子ではありませんが、少しずつでもサイト管理を復旧していきたいと思います。とりあえず、メニューページだけ変更しました…メニューページだけ…。
数年前のペースに戻れるかどうかは正直分かりません…多かれ少なかれ手が行き届かなくなり、規模を縮小することもあるかもしれません。皆様に楽しみにしていただいていた「フェス」もどうなるのか、自分でも分からないというのが正直なところです。
とにもかくにも、長いご無沙汰のお詫びとともに、今後とも温かいご支援ご声援賜ります事を切に切にお願い申し上げます。

難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今は春べと 咲くやこの花 (王仁)

いささか願望の入ったところで(^^;)…。古代、新羅から渡ってきた帰化人と伝えられる人の歌…なので随分古くから愛唱されたと思われるんだけど、実は古今集仮名序で有名な歌。大阪住まいの人間にとっては、この時期なつかしく口に出る歌です。ウチの近所に「王仁公園」ってあるんですよ。昨年の大阪北部地震では震源近くで被害も多かったエリア(しかも官房長官に市名を間違えられた!)なんですが…。
 

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前回の投稿からかれこれ2か月、本当に本当にご無沙汰失礼しております。思えばこの2か月は、大阪北部地震(管理人自宅界隈は震度5強でした)、西日本豪雨、それに続く災害級猛暑と大変な時期でもありました。被害に遭われた方々には、この場を借りて謹んでお見舞い申し上げます。

体を壊していたこともあって、サイトの運営がすっかり放置状態になっており、申し訳ありません。実は常連寄稿者様からは素敵なSSを頂いているのですが、UPが延び延びになってしまいいませっせと鋭意編集中なのです。端正な筆致で描かれた、悲しい場面なのにどこか温かさのある作品です。何より、皆様にこの作品の紹介が遅れてしまったことが一番申し訳なくて、改めて深く深くお詫び申し上げます。どうかどうか、UPを楽しみにお待ちいただけますようお願いいたします。

いつまで続く猛暑炎暑、お盆も過ぎても一向に収まる気配もありませんがどうかご自愛ください。少しずつでも、こちらだけでも生かしてゆくつもりですので、どうか変わらぬご愛顧いただけますようお願い申し上げます。

ここから先は管理人SSのお知らせですので、興味のない方はご放念ください。
ドラッグ反転でお読みくださいね。

山の賑わいにもならない枯れ木ですが、6年ほど前に書いた管理人作SS「新世界へ」再UP致しました。「窓のある図書室」内に、管理人SSページへの隠し扉があります。一応SSの王道「すずらんアパートもの」なんですが、何とも陰惨な話です。自分には「らぶらぶ」とか「心温まる愛」とかは書けへんなぁと思い知らされた記念碑的(?)作品でもあります(^^;)。
ドヴォルジャークの交響曲の覚え間違いみたいなタイトルですが、脳内補完BGMは
同じドヴォルジャークでも「弦楽四重奏曲アメリカ」でした。ユリウスが弾くのはヴァイオリン版バイエル「カイザー練習曲集」第1番、アレクセイが弾くのはチャイコフスキイの「ヴァイオリン協奏曲」の第2楽章。楽器店の主人が弾くのはスコット・ジョプリンの「ジ・エンターテイナー」、ロバート・レッドフォードが出た映画「スティング」のテーマ、と言った方が通りがいいかも。ティン・パン・アレーについては岩波新書の「ポピュラー音楽の世紀」(中村とうよう著)がおススメ。原作では作中年代よりさらに100年遡るベートーヴェンばかり出てくるけれど、オル窓時代は大衆音楽、商業化されたポピュラー音楽の黎明期でもありました。…って、参考文献ちゃんと作品ページに書いとけよ。

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