「オルフェウスの窓」ファンサイト「Die Blaetter」管理人ぼーだらのブログです。いろいろ語っております。ツッコミお願い致します!
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「ゲストが画像を投稿できる掲示板があれば」とのご希望が寄せられていたので、新しく設置いたしました。直行→http://blaetter.bbs.fc2.com/
今のところ、フェス特設ページにリンクを置いてあります。
管理人も、サイトデビューはカオル様運営のベルばらファンサイトTRASHY CLOSETさま(http://www4.kcn.ne.jp/~sery_k/)のオエケイだったので、このコンテンツには思い入れがあります(^^)。カオル様宅のオエケイは本当に楽しかったのですが、自分はオエカキど下手なので常設してもオエカキサイトらしい運営ができない気がして、訪問者様の希望に関わらず今まで設置しないままでした。
ここに至り、一向に盛り上がらないフェス(^^;)のテコ入れ策として、積年の懸案に着手した次第です。皆様ご贔屓にご活用いただけますよう、心よりお願い申し上げます。
文章がすぐ長くなる悪癖がある管理人は、こちらのブログを使用することが多いと思います。お知らせもこちらがメインになると思うので、どうかブログの方も見捨てずご訪問いただけますよう、重ねてお願い申し上げます。
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「デビュー50周年記念展 池田理代子-ベルばらとともに-」(高島屋大阪店)に行ってまいりました!
「オル窓は冷や飯食い」(笑)とひがむことの多いオルファンですが、今回は(「ベルばら」に比べれば扱いが小さいとはいえ)ちゃんとオル窓コーナーも設けられ、↑なども設営されていました(^^)。なんでイザークやねん、ここはクラウスやろ、と思わんでもないですが、まぁそれはそれとして。数多いとは言えないオル窓カラーページ原画は網羅されていたんじゃないでしょうか。ハンガリー騎兵姿のアレクセイを見たときは嬉しかったです! 重厚な印象を受けていた絵ですが、実際に目にすると水彩らしい透明感が印象的でした。これは!と思ったのがモスクワ蜂起のアレク&レオのツーショット! オル窓男闘呼組の記念碑ですね♪ 展覧会でレオ様にお目にかかれるなんて、ええ、想定外、望外の喜びでございます!
ショップにも、オル窓グッズがそれなりに用意されていました。勿体なくて使えんがな、買ったけど(笑)。ベルばらが成功しすぎて(?)、宝塚歌劇との絡みが話題にされることが多かった(本人もそれを望んでいないわけではなかったのではないかとは思うのですが)池田氏の作品全体を見る視点というものが徐々に形成されてきているのではないか、そしてその中でオル窓という作品も再評価されるのではないか、と思えた展覧会でした。いやそれはショップ見て言うことちゃうやろ(笑)。
改めて見ると、ベルばらの描線の美しさ、滑らかさは圧倒的なのですが、オル窓ではその流麗さより陰影、画面全体の表情、のようなものが段々と表に出てきている印象があります。まるっと乱暴な言い方をすれば「線のベルばら」「タッチのオル窓」という感じでしょうか。だから、どうしても、画面から飛び出してくるような力、勢いのようなものならベルに軍配が上がる。画面の構成なども演劇的な、見えを切っているようなインパクトがありますね(坂本眞一氏の『イノサン』は、この演劇性の部分をパロ的に組み立てている感じがある)。オルはその点、勢いよく物語を推し進めていくというより、躊躇いや迷い、揺らぎのようなものの表現が深化している。リアルな心理表現に適した絵になっているといいますか。単純に白黒をつけない物語自体のありように適している、というより、この絵に引っ張られて物語世界が展開していったのか、いや単に印刷技術の進歩なのか――。
し結局8日に間に合わなかった
↓の回答です。尤も8日の新聞で取り上げたところもあったので、お分かりになった方も多かったことと思います。普段はそんなに取り上げていない気もするのですが、何しろ今年は某国首相夫人が注目されていますから。
3月8日は国際女性デー。1904年アメリカで女性参政権を要求するデモが起こったのがきっかけ、と言われていますが、1908年のInternational Ladies' Garment Workers' Union(国際女性衣料労働者組合)のストライキにちなむともいわれ、あまりはっきりしない。とりあえず、1910年コペンハーゲンでの第2回インターナショナル大会で制定されたことは確かなようです。この季節は南欧ではミモザの季節でもあり、「ミモザ祭り」が行われたりもする。それが結びついて、イタリアではこの日に「女性に感謝するためにミモザの花を贈る」習慣が定着しました。働く女性に、ということですが、母親でも恋人でも女性なら誰でもいいことになっているらしい
これはフランスのミモザ祭りの様子。南フランスには香水の街グラースに至る「ミモザ街道」があって、マンドリュ・ラ・ナプールのものがとくに有名。
1917年3月8日、ロシアのユリウス暦では2月23日になりますが、戦時経済の苦境の中で、女性労働者たちが、「この日は私たちが声を上げる日だよね」ということで食糧配給を求めてストライキを起こしました。L.トロツキーの「ロシア革命史」によれば、「どんなストライキも公然たる衝突に転化するおそれがあった」のでボリシェヴィキすら抑制ムードにあった中での行動。たちまち「パンを!」の声は首都に広がり、わずか5日間のうちに男性労働者や兵士まで巻き込んだ大蜂起に発展しました。帝政崩壊につながった「2月革命(3月革命とも)」です。
ミモザ・女性・革命をつなぐエピソードですが、実は、ミモザはオーストラリア原産で、ヨーロッパに導入されたのは19世紀(ベーリンガー氏はずいぶんモダンな好みだったのね)。労働運動の発展と軌を一にして普及した花ともいえます。そして、女性労働者の存在がヨーロッパで大きくクローズアップされたのは、第一次世界大戦で男性が出征した後、彼女たちが代わりに工場での生産活動に従事したから。大戦後に女性参政権を認めた国は少なくない。ドイツ1918年、オーストリア1919年、アメリカ1920年、イギリスでは1928年に完全に平等な普通選挙権が付与されます。ロシアは1917年。ミモザとともに、女性たちが歴史の中で最先端に押し出された時代でもあったのです。
ミモザの花ことばは、「力」「女性らしさ」。
この項、Wikipediaメインにネットサーフィンしつつ書かせていただきました。「ロシア革命史」は藤井一行訳岩波文庫版から。

↓の回答です。尤も8日の新聞で取り上げたところもあったので、お分かりになった方も多かったことと思います。普段はそんなに取り上げていない気もするのですが、何しろ今年は某国首相夫人が注目されていますから。
3月8日は国際女性デー。1904年アメリカで女性参政権を要求するデモが起こったのがきっかけ、と言われていますが、1908年のInternational Ladies' Garment Workers' Union(国際女性衣料労働者組合)のストライキにちなむともいわれ、あまりはっきりしない。とりあえず、1910年コペンハーゲンでの第2回インターナショナル大会で制定されたことは確かなようです。この季節は南欧ではミモザの季節でもあり、「ミモザ祭り」が行われたりもする。それが結びついて、イタリアではこの日に「女性に感謝するためにミモザの花を贈る」習慣が定着しました。働く女性に、ということですが、母親でも恋人でも女性なら誰でもいいことになっているらしい


これはフランスのミモザ祭りの様子。南フランスには香水の街グラースに至る「ミモザ街道」があって、マンドリュ・ラ・ナプールのものがとくに有名。
1917年3月8日、ロシアのユリウス暦では2月23日になりますが、戦時経済の苦境の中で、女性労働者たちが、「この日は私たちが声を上げる日だよね」ということで食糧配給を求めてストライキを起こしました。L.トロツキーの「ロシア革命史」によれば、「どんなストライキも公然たる衝突に転化するおそれがあった」のでボリシェヴィキすら抑制ムードにあった中での行動。たちまち「パンを!」の声は首都に広がり、わずか5日間のうちに男性労働者や兵士まで巻き込んだ大蜂起に発展しました。帝政崩壊につながった「2月革命(3月革命とも)」です。
ミモザ・女性・革命をつなぐエピソードですが、実は、ミモザはオーストラリア原産で、ヨーロッパに導入されたのは19世紀(ベーリンガー氏はずいぶんモダンな好みだったのね)。労働運動の発展と軌を一にして普及した花ともいえます。そして、女性労働者の存在がヨーロッパで大きくクローズアップされたのは、第一次世界大戦で男性が出征した後、彼女たちが代わりに工場での生産活動に従事したから。大戦後に女性参政権を認めた国は少なくない。ドイツ1918年、オーストリア1919年、アメリカ1920年、イギリスでは1928年に完全に平等な普通選挙権が付与されます。ロシアは1917年。ミモザとともに、女性たちが歴史の中で最先端に押し出された時代でもあったのです。
ミモザの花ことばは、「力」「女性らしさ」。
この項、Wikipediaメインにネットサーフィンしつつ書かせていただきました。「ロシア革命史」は藤井一行訳岩波文庫版から。
え~まずはご無沙汰失礼いたします
本当に、長々お休みしておりまして申し訳ありません。
皆様お気付きでしょうか?
今年2017年はロシア革命から100年目、つまりアレクとレオの100回忌に当たります。
このあたり、生年月日不明のオルキャラは実に不憫ですね
はっきりわかるのは没年の方なので、生誕祭ができずに●●回忌法要しかできないなんて。アレクはまだ生年が分かるので去年一応お祝いもできたけど、レオさんはホント一切年齢のヒントありませんからね。ベルばら3が日みたいに、
ハッピーイベントと抱き合わせならまだ救いもあるんですが。
縁起の悪い区切りになりますが致し方ありません。今年のお祭りは、主要キャラを法要かねての拡大版です。半年の長丁場、管理人もどうすんねん、コレ!という状態です。
明日3月8日はロシア2月革命勃発の日(ロシアで使われていたユリウス暦で2月23日、グレゴリオ暦で3月8日)。ここを起点に8月末を目途に6か月間、「第3部祭り」を開催いたします。
テーマは…「真田丸」の最終回にちなんで「 」(まだ言っている)。「1917年」とか「運命」とか「伝説」とか考えてみたんですが、どうもぴったり来ないんですね。
ともかく第3部にちなむものなら基本オッケーです。無論「自由部門」もありますよ♪
何しろ長丁場ですので、息が上がってしまわないようゆるゆるペースです。皆様もまったり気分でご参加くださいね。
ずっと前にオエケイで描いたユリちゃんを貼っておきます。なぜミモザかは、明日このページで。

本当に、長々お休みしておりまして申し訳ありません。
皆様お気付きでしょうか?
今年2017年はロシア革命から100年目、つまりアレクとレオの100回忌に当たります。
このあたり、生年月日不明のオルキャラは実に不憫ですね

はっきりわかるのは没年の方なので、生誕祭ができずに●●回忌法要しかできないなんて。アレクはまだ生年が分かるので去年一応お祝いもできたけど、レオさんはホント一切年齢のヒントありませんからね。ベルばら3が日みたいに、

縁起の悪い区切りになりますが致し方ありません。今年のお祭りは、主要キャラを法要かねての拡大版です。半年の長丁場、管理人もどうすんねん、コレ!という状態です。
明日3月8日はロシア2月革命勃発の日(ロシアで使われていたユリウス暦で2月23日、グレゴリオ暦で3月8日)。ここを起点に8月末を目途に6か月間、「第3部祭り」を開催いたします。
テーマは…「真田丸」の最終回にちなんで「 」(まだ言っている)。「1917年」とか「運命」とか「伝説」とか考えてみたんですが、どうもぴったり来ないんですね。
ともかく第3部にちなむものなら基本オッケーです。無論「自由部門」もありますよ♪
何しろ長丁場ですので、息が上がってしまわないようゆるゆるペースです。皆様もまったり気分でご参加くださいね。
ずっと前にオエケイで描いたユリちゃんを貼っておきます。なぜミモザかは、明日このページで。
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